Pokemonhiroshimaoff’s blog

広島県のポケモン対戦オフ「うみオフ」の運営ブログです。オフ開催のお知らせや結果の公表等の記事を掲載します。

第5回真皇杯宣伝記事+第4回真皇杯対戦参加簡易オフレポ(九州・関西1・東北・本戦)

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※第4回真皇杯本戦参加者に配布されたTシャツ

こんばんは、うみオフスタッフのおでんです。今回は「第5回真皇杯」の宣伝記事及び、「第4回真皇杯」のオフレポを紹介します。この記事を読んで、お近くの会場に足を運んでいただければ幸いです。


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かっこいい!

※真皇杯サイト:http://pokesub.org/snh/


・真皇杯とは?

真皇杯とは、非公式のシングル日本一を決めるオフの総称です。非公式とあるのは、あくまで有志によるオフであることに拠ります。

非公式とはいえ、その開催規模は非常に大きく、全国各地の地区予選+オンライン予選+ラストチャレンジ予選が開催されます。そして激しい戦いを勝ち抜いた32名のみが参加することを許される、シングルのJCSと言っても過言ではない格式があります。

地区予選の主催は、ほとんどが大型オフの主催経験有りのベテラン揃いで、オフ参加が初めての方でも安心して勧められます。以下に、真皇杯(及びオフ参加の面白い点を挙げておきます)

1.知らない人と知り合える

レーティングバトルと異なり、対戦相手は目の前にいます。必ず言葉を交わす機会がありますので、その際に対戦の感想等を述べるだけでも、話が盛り上がります。

また、大抵の参加者はポケモン以外の趣味(ソシャゲ、ポケモンカード、アイドル等々)を持っているので、それらしきものを見かけたら聞いてみるのもいいでしょう。ポケモン以外の話題ができれば、一気に距離が縮まります。オフの後はTwitterでのやり取りも。

2.対戦が面白い

特に真皇杯は、ガチ対戦のイメージが強く、カバマンダガルドやカバリザといった定番の並びとのマッチングが続くのかな?と思われます。そんなことはありません。

多くの参加者は使い慣れたパーティを持ち込みます。それは実に多種多様で、中堅~マイナーなポケモンも多く勝ち上がっています。私の知る例では、

3位決定戦にオコリザル
ベスト16にビーダル
決勝にジバコイル
第4回本戦優勝パーティにソーナンス

などがあります。こうした例は、ポケモンバトルへの意欲を駆り立ててくれます。オフ終了後は構築記事を上げる方もいるため、知識を増やすのにもってこいです。

3.対戦以外も楽しめる

オフではまず予選があり、予選を抜けた方はトーナメントに進出します。しかしそれらは全体の25%もいれば多い方。大半の方は、予選終了後、配信卓(後述)開始まで手持ち無沙汰になります。

そこで、皆さん思い思いの過ごし方をします。流行りのポケモンカードをする者、ガチャを回す者、ボドゲを嗜む者...。最近ではSwitchを持ち込んでスマブラ等も定着しており、何か持っていけば遊べるはずです。参加者の中には、自己紹介で予選後の遊び相手を募集する方もいるため、便乗して募集しておけば、スムーズに話が進みやすいです。

もちろん、フレ戦も定番の楽しみです。

4.配信卓の盛り上がり

幸運なことにトーナメントを勝ち上がり、ベスト4まで残ってこれたなら、3位決定戦か決勝の進出が確定です。これらの対戦は、壇上にてスクリーンに映し、またオンラインで配信されることがほとんどです(WCSルール等、時期によってはこの限りではありません)。

真皇杯では通常、地区予選の決勝まで行けば本戦の権利を得られるのですが、その分決勝の注目度は他のオフのそれとは段違いに高いと言えるでしょう。先述のような個性的なポケモンが見えたりすれば、会場も含めて大盛り上がり間違いなし。この一体感もまた、オフの魅力であります。

5.一次会終了後の楽しみ

オフによっては、二次会を開催することがあります(余談ですが、二次会ではハメを外しすぎないようにしましょう。場合によっては二次会の中止のみならず、今後のオフ開催そのものがなくなる可能性があります)

一次会だけでは、時間が足りないと感じる参加者がほとんどです。特にトーナメントを勝ち上がった参加者は、フリータイムの短さから交流の機会が少なくなりがち。二次会はそうした面を補完するのにうってつけです。

同じ趣味で意気投合した者同士が、食事をしながら語り合う...非常に有意義な時間となるでしょう。少なくともポケモンという共通点があるため、ポケモンの話をすれば誰かしら食いつきます。意外にもポケモンGOやアニメといった、カジュアルな話題も人気です。その他、やり足りない猛者によるフレ戦が行われることも。

地域によっては有志による三次会があることもありますが、上記の通りハメを外しすぎないようにしましょう。

6.遠征と観光

オフの開催地は総じて開けた場所にあり、地方の方は遠征を余儀なくされます。それ自体は負担になりますが、その際に観光もして帰れば一石二鳥です。

これは私の例ですが、遠征先では早朝に温泉or銭湯に足を運び、オフに参加。二次会後は一泊して、翌日観光+ポケモンセンターで買い物して帰るというスタイルが定番となっています。特に遠方のオフの参加は、それだけを目的にすると、予選落ちした時のダメージが大きいため、楽しみを別に用意することをおすすめします。


長くなりましたが、以上がオフの楽しみです。ここからは、昨年開催された真皇杯のオフレポを、簡単ながら紹介します。上記のポイントを意識しながら、ご自分の遠征プランを考えていただければと思います。


・第4回真皇杯九州予選(予選2位抜け、ベスト16)

九州予選は福岡で定期開催されていた「神速オフ」の流れを汲んでおり、二次会+三次会(ボウリング)まで楽しめる、非常にボリュームのあるオフとなっております。

参加者は西日本各地から、中には関東や北海道からはるばる駆けつけた方も。私の住む広島からも、何名か参加していました。

予選は10以上のブロックから各組2名の抜けという形。私の放り込まれたブロックは、広島勢2、残り九州勢というものでした。そこで私と、同じく広島から遠征していたトルンさんが抜けました。1位抜けにはシードのチャンスが与えられる中、お互い予選最終戦で対決。メガゲンガーとカプ・コケコの同速対決までもつれ込む熱線ながら、今回は負けてしまいました。

トーナメントでは2回戦で敗退。勝った相手がその後優勝していました。時間が出来たので、ポケモンカードで遊んでました。他にはシャドウバース大会を運営が主導で動かしており、終始参加者の皆さん遊んでおられたと思います。

一次会の後は、二次会のお店へ。各自、一次会で話し足りなかったことで盛り上がったり、対戦のおかわりをしたり。優勝者には、お店のちょっとしたお祝いもありました。

三次会は参加できませんでしたが、日付の変わるまで遊び尽くせると思います。帰るのが名残惜しい...。なお、今年から九州予選は主催が変更になっているため、このオフレポとは違う進行になる可能性がありますので、中身が変わるかもしれません。多分引き続き楽しいですよ。


・第4回真皇杯関西1予選(予選1位抜け、準優勝、本戦権利獲得)

関西予選は2回行われ、1回目はJCS2018本戦Day1と同じ日に開かれました。

今回が初めての関西遠征だったのですが、驚いたのが自己紹介なしで予選が始まったことです。これが意味することは、定員が100人程度ではとても収まらない規模であり、自己紹介だけで1時間以上はかかるであろうということです。こうした大規模オフでは、同じブロックの方や友達の友達等、偶然の繋がりをきっかけにするのが重要になります。

さて、予選では九州予選以上のデスブロックでした。歴代真皇杯本戦出場者や、レートでも歴戦のプレイヤーばかりのブロック。おまけに不利なマッチアップばかり。しかし豪運にも助けられ、予選1位で通過しました。

余談ですが、関西予選でも広島から遠征していたトルンさんと同ブロックでした。今回も1位を賭けた予選最終戦で対決し、今度は私が拾いました。真皇杯は全国を遠征する方が何人かおり、こうしたマッチアップはたまにあります。

予選を抜けてからは、全体的に有利なマッチアップが続きました。2位抜けだと更に厳しい相手が並んでたみたいで、幸運にも決勝まで上がってこれました。

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結果としては準優勝に終わりましたが、2年連続の本戦出場を決めました。全くの無名だった昨年と比較して、試合中に知り合いやフォロワーさん達が後ろで見てくれていて、ものすごく気合いが入りました。オフで手に入れた縁に後押しされるのは、オフの良さを象徴していると感じました。


・第4回真皇杯東北予選(予選落ち)

予選遠征、最後は宮城県へ飛びました。

東北予選は関東からの遠征組が多数を占め、非常にレベルの高い試合となりました。しかし優勝したのは地元勢のセサルさん。一緒に昼飯を食べてたのでとても驚きました。

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ご飯と言えば、今回の東北予選では近くに塩釜漁港という漁港があり、そこでは早朝から一般客向けに食堂が開いており、これが非常に美味しい。牛タンやずんだシェイクもいいですが、体力のある方はぜひ足を運んでいただきたいです。


・第4回真皇杯本戦(予選落ち)

本戦1週間前に広島が豪雨で被災するというアクシデントがあったものの、なんとか本戦に行ってきました。前日には東京観光も楽しめました。

こちらでは見学参加者向けにサブイベントも開かれているのですが、各予選を抜けた方のパーティがQRパーティとして提供されるという豪華ぶり。環境の最前線を肌で感じられるのはもちろんのこと、予選で落ちた選手達の乱入もあります。レートやオフの強豪と、地域の壁を超えて交流のチャンスがあるかも?

選手としては、本戦ということでやる前から顔を覆いたくなるブロックしかない中、初戦で崩れたのが立て直せず、4連敗。その後3連勝して見れる結果にはなりましたが、悔いの残る終わりとなりました。これが今年のモチベーションにもなっております。

なお、本戦のトーナメントはダブルイリミネーション形式で、1回負けたら敗者復活戦に進みます。ここで勝ち上がったルーザーズチャンピオンは、勝ちっ放しのウィナーズチャンピオンと対決します。ウィナーズは1敗できるという実機組には馴染みのないルールなので、本気で優勝を狙うなら練習してみてはいかがでしょうか。ちなみに、昨年のルーザーズファイナルは伝説的な盛り上がりを見せました。



以上になります。

7世代の対戦、皆さんはやり切ったと言いきれますでしょうか。まだ心残りのある方は、休みと相談しながら予選に行ってみましょう。北陸・関西2・東海でお会いできることを楽しみにしています。3年連続の本戦を目指しているので負けませんよ。